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2006年8月11日 (金)

SSとしてのサウジアラビア

前回、前々回と航空機テロ阻止とイラクの内戦状態について考えてみましたが、米国が、アルカイダやフセイン独裁体制に異議を唱え、怒りを爆発させていることについて、もう少し考えてみました。

米国は、イラクの大量兵器保有の疑惑から独裁者フセインを倒し、イラクの地に民主国家をつくると言いました。

独裁国家と言えば、北朝鮮も同じで、米国ブッシュ大統領は悪の枢軸として悪者扱いしました。(私も北朝鮮の現状を見るにつけ不快感を覚えますが)

でも、独裁国家といえば、サウジアラビアもそうですよね。王政独裁が続いています。21世紀になっても古代や中世のように、王様が独裁しているなんて国がありますか?不思議です。

しかし、米国はサウジに米軍を置かせてもらったり、武器まで供給しているありさまです。

なぜ、米国はサウジに何も言わないのでしょう。

本当のところ、米国はサウジのことを国とも思っていないのかも知れません。

何と思っているのか。

「ガソリンスタンド」 そう、サウジは米国のガソリンスタンド。サウジの「S」は、SSの「S」だと思っているのではないでしょうか。

アルカイダのリーダーであるオサマ・ビンラディンは、サウジの名門の出で、大学を出ているインテリです。ビンラディン以外にもサウジのカネ持ちの息子たちは当然学歴も高く、欧米に留学することもあります。

逆に大学に行き、世界を見るようになってしまうと、サウジの政治の後進性に気がついてしまうことは十分にあるでしょう。

米国がサウジをガソリンスタンドとしか見ていないことがわかれば、当然反発も起こると思います。

米国にとって、サウジと今後とも付き合っていく場合には、徐々に「若い世代」と交渉していかねばならないはずです。

今までのように王政を認めていくだけでは、将来大きな対立が生まれてくるでしょう。

さらに、現在起こっている対立が大きくなることは間違いありませんし、アルカイダによるテロ攻撃も当面停まることはないでしょう。

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