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2006年8月 6日 (日)

ストレス

最近、ストレスについての記事が目に付きました。隔週刊誌の「プレジデント」でもストレス特集をやっていましたし、書評で、昨年出版された「精神科へ行こう」という本が評判になって今ごろまた取り上げられています。「精神科へ行こう」は私が買おうと思うリストに入っていながら、買えずじまいになっていたのですが、この1年間で10万部も売れたそうです。
近年自殺もとみに増えているようですし、私も気をつけようと思っています。1年ほど前に、このコーナーでもストレスの話をしたことがあるのですが、その時に私の好きなことばを紹介しました。あらためて思いだして書いておこうと思います。
「山よりでっかい ししは出ん」

本日のおすすめ

CEOなんてとってもソーハードで、心臓に悪い仕事だと思うのですが、結構、歳取っているのに頑張っている人の本を紹介。

「ウェルチの戦略ノート」 ロバート・スレーター

本の前半は主に、GEのビジネススクール クロトンビルで何をGEの社員に教えているのかを書いています。リーダーシップ、権限委譲、組織、顧客などのモジュールに分けて解説してくれています。単に当社のように研修会社に依頼して、例えば一般論のリーダーシップを学ぶのではなく、GEでは、GEの価値を高めるためにリーダーシップとはどうあるべきだとかということを学ばせます。まさにGEの幹部を作るための研修です。
後半はJウェルチの考え方を知ることができる談話やアニュアルレポートでの文章をまとめています。
組織作りに興味があるなら、買いでしょうか。

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「八城政基MBA講義」 八城政基

新生銀行のCEOとして活躍中の八城氏が実際に社会人向けにセミナーを開いた模様を本にしたものです。八城氏は、MBAではないものの、経営を職業としてお金を取れる数少ない人物なのでしょう。東大大学院から、エクソンに入り、経営の第一線で活躍し、いきなりシティに移り、銀行を経営するという凄腕です。
日本社会を知りつつ、米国流の経営手法を説明してくれます。本書はセミナーを本にしたものですから、生徒の質問に答えるかたちで進められています。生徒の意見も立派なものが多く参考になります。
(興味のある方は、本書を抜粋しましたので以下もお読み下さい)
八城MBA講座
「戦略を立てる人がいないというのは、本当にそうだと思います。マイケル・ポーターに会った時に彼は、「日本の企業の最大の弱点は戦略がないことだ」といっていました。しかし、どこの会社を見ても必ず企画部はあります。米国の企業と日本の企業との最大の違いは、アメリカの会社はストラテジーを立てる人が社長だということです。…」
「トップがだめな会社は全くだめだと思います。上がだめな会社の株は絶対に買わないほうがいい。いまはよくても必ずだめになります。…」
「私はよく言うのですが、「誰も落伍者はいないが、みんなが敗者になってしまうのではないか」。勝つ人もいないし負ける人もいないが、よく見ると全部負けてしまったということになりかねない。なぜ日本の金融機関がこんな状態になってきたかと考えると、だれもがつぶれないように、落ちこぼれないように一生懸命下支えをした。そうすると人間は特に努力をしなくなります。しかし、もっと競争が激しくなればどうやって生き残るかを考えます。そこで優勝劣敗ということがどうしても市場の中に出てくるだろうし、勝つために何をしなければいけないかを考えるようになる。
経営のプロがいないというのは、一つの会社では通用するが、よその会社にいくと通用しないということです。なぜ、通用しないかというと、その会社で彼が通用していたのは、プロとしてではなくポジションや人脈や過去のいろいろな経緯や年功序列で上の地位についたことで通用しているわけです。
だから、これからはやはり経営のプロを作らなければだめです。みなさんの世代には経営のプロになっていくなら仕事はいくらでもあります。私は銀行のことはまったく知りませんでした。一度も財務担当をやったことがないから金融のことはほとんど知りませんでしたが、何のプロかといえば会社経営のプロなのです。…」
「日本の取締役会が経営陣だけで構成されていることであり、これが最大の問題です。取締役会は英語でボード・オブ・ディレクターズといいますが、アメリカのボード・オブ・ディレクターズと日本のそれは中身がまったく違います。アメリカの会社のボード・オブ・ディレクターズはほとんどの場合、少なくとも三分の二が社外取締役で、三分の一が経営陣です。経営陣はたった一人,CEOだけがボード・メンバーになっていて、そのほかは全部社外取締役という会社が最近は増えています。IBM,GEではCEO一人だけ、…
(アメリカのボードのあり方は「社会の良心を反映させる」ため)
今では、ボードメンバーの中に入る経営陣は、せいぜい二、三人でいいというふうに、だんだんアメリカの会社は変わってきています。…
そういうふうに変わってきたのは、要するに経営陣と取締役は別であるということをはっきりさせるためです。日本でそういう話をすると、なぜ経営責任を持たない者を取締役にするのかとおっしゃる方が大企業のトップによくいます。「そこがあなたの問題です。全部自分の部下を取締役にしたら、あなたは一人でなんでも好きなことができるのではないでしょうか。だれも批判をする人もいなければ、あなたの業績を評価する人もいないでしょう」。そこがまったく問題なのです。ここをかえなければなりません。…」

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