« 遺伝子が解く!万世一系の秘密 | トップページ | Web2.0でビジネスで変わる »

2006年8月12日 (土)

技術空洞 (ソニー物語)

「技術空洞」 宮崎琢磨

SONYの元バイオの企画マンが描いたソニーを憂う書です。

元社員ということもあり、厳しいことも書かれており、ソニーファンの方には耳の痛い話が多いです。でも、著者はソニーがよみがえってほしいという気持ちがあるのでしょう。
バイオの企画マンなので、バイオの爆発的な成長期や他社と変わらなくなっってきた様子が中心に書いてあります。確かに、バイオが凄い人気になったときには、他社にないコンセプトがあり、わかってくれる人だけ買ってもらえればいいというところがあり、そこがまた魅力だったのですが、バイオブランドが浸透して、一般ピープルを狙いだしたところくらいから、他社と同じような商品を出していってしまいます。それは最初は利益につながりますが、だんだんコンセプトが不明確になり、先端技術が投入されなくなります。

出井時代のソニーショック以降、人減らしで、エンジニアが流出しているそうです。そういえば、ストリンガー会長になってアイボの開発中止になりましたが、私が聞いたところによると、とっくにアイボのエンジニアはソニーから出ていってしまって別会社を作っているようです。

ソニーといえば、他社にない技術やオーディオやヴィジュアルへのこだわりをもっと持ってもらいたいものです。
ソニーファンの私としてはソニーの復活を願うまでです。

技術空洞 Lost Technical Capabilities Book 技術空洞 Lost Technical Capabilities

著者:宮崎 琢磨
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 遺伝子が解く!万世一系の秘密 | トップページ | Web2.0でビジネスで変わる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/110149/3030003

この記事へのトラックバック一覧です: 技術空洞 (ソニー物語):

« 遺伝子が解く!万世一系の秘密 | トップページ | Web2.0でビジネスで変わる »