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2006年11月12日 (日)

最後の言葉

「最後の言葉」  川嶋あい

本ブログではめずらしい本の紹介です。若い人の間で流行っている歌手・川嶋あいの告白本です。

産みのお母さんがすぐに死んでしまい、施設で育ったこと。育ての母に引き取られ、歌手になることを夢にして、高校まで出してもらったこと、そして、そのお母さんも、著者を歌手にするために骨身を惜しんで働き、借金をして学費を工面し、歌手となって渋谷公会堂に立つ直前に、力尽きて死んでしまうことなど、あまりにも切ない本物の物語です。

この本を書くことで、売名行為などと悪口も言われているようですが、著者の真摯な気持ちが、あまりにも胸を打つし、また、著者をあたたかく見守る事務所のスタッフの心遣いも書かれていて、まさに、人間が持つ真心が溢れる本物の本です。

現在、著者は20歳ですが、10代でこの本に自分の気持ちをここまで書けたことにすら感動を覚えます。

一昨年から今年にかけて、泣ける本や映画が流行っていますが、最近、これほど心を打つ本に出会ったことはないと言っても言い過ぎではないでしょう。もし、この本を読んで泣かない人はいないと思います。

川嶋あいの物語は、GYAOでも評判となり、今やCDで朗読まで出ています。

育ての母との絆や、現在の事務所のスタッフとの心の交流など、あまりにも心の琴線に触れる話が全編にちりばめられており、生き馬の目を抜くビジネスの世界に身を置くものとして、久々に心が洗われる本だったので、是非とも紹介したく、本ブログに書きました。

うそ、いつわりなくすばらしい本です。

最後の言葉 Book 最後の言葉

著者:川嶋 あい
販売元:ダブルウィング
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